Q1,環境には優しいの?
レジンコンクリートは、軽量かつ優れた耐久性を有することから廃棄物の発生が抑制され
天然資源の消費も抑制(リデュース)し、環境への負荷が低減されています。
Q2,リサイクルはできるの?
粉砕・分級した材料を、再度レジンコンクリート用骨材として利用し、同等の性能が得られることが確認できています。
Q3,有害物質は溶出しないの?
レジンコンクリートの安全性を確認するため破砕物の溶出試験を外部機関で実施し
廃棄物処理法の海洋投棄基準/水質汚濁に係わる環境基準/土壌汚染に係わる環境基準の
全ての基準を満足する計量証明が得られており、有害物質の溶出はありません
Q4,環境ホルモンの疑いはないの?
レジンコンクリートの結合材に使用されているスチレンモノマー(単量体)について
環境ホルモンの疑いがあるスチレンダイマー(2量体)及びスチレントリマー(3量体)との関係が
懸念されていましたが平成12年10月環境庁(当時)は、スチレンダイマー及びトリマーを内分泌撹乱作用を
有すると疑われる化学物質のリストから外したことからその懸念はなくなりました。
Q5,燃やしてもダイオキシンは出ないの?
レジンコンクリートには、通常ダイオキシンの発生源とされる塩素系化合物は含まれておりません。
また、レジンコンクリートは無機質の配合割合が多いため可燃物ではありませんが
強制燃焼させた場合でも熱硬化性樹脂の組成が炭素・水素・酸素のみであることから有機物質の発生はありません。
Q6,廃棄物処理はどうするの?
レジンコンクリートは、「建築資材リサイクル法」の対象になっていません。
産業廃棄物処理をするときは、材料配合や形態によって、廃プラスチック類またはガレキ類に分類されます。